Re-leaf

色の凡例:
9億5千万以上・『神』  
9億以上・殿堂入り
8億以上・2.30以上
6億以上
6億未満・1.79以下

タイトルRe-leaf
メーカーシーズウェア
レヴュワー編集部・中群
基本6項目
 キャラクター7億1千万
 グラフィック7億5千万
 操作性8億5千万
 音楽・音声6億5千万
 ゲーム性4億
 ストーリー性7億
主観データ
 お気に入りポイント7億5千万
マスクデータ
 綜合評価6億1千8百万
 重率総和210億
達成率75%
パソゲェ指数1.90

雑感:
 近年のシーズウェア作品の特色は、練りこまれたストーリーと重厚な背景かして複雑に絡み合うキャラクターとやることはキッチリやるHシーンではないか、と言われて、俺もそれは否定できない。
 しかしながら、最近のシーズは行きすぎである。
 シーズウェアのストーリーの進め方は、まずいきなり主人公がある状況におかれている所からはじまり、なんかわけのわからん単語がばりばり出てきて、最後の方でそれが明らかになるという感じである。ストーリーが短かったころはそれでもよかったが、最近のストーリーのボリュームでこういったことをすると確実に消化不良を起こす。
 これで普通なら確実に崩壊しているところだが、痛烈に批判できないのは、シーズはエンディングに、しっかりとした謎の解を用意しているからである。しかしこのエンディングというのがやっかいで、とくにこのRe−Leafの場合、相当何度もプレイしないとたどり着けない。
 あと、紫石はいいとして、時車を得た時に何のサウンドもエフェクトも、ましてやテキストでの説明もないのはどういうことか。
『おや、こんなところに……』
この一文だけで、時車が手に入ったと理解できる人はいまい。
 さて、キャラクターの書き込み、ストーリーの分厚さはなにも言う事はない。この路線でいくならそれで構わないと思う。ただ、ちょっと敷居が高くなりすぎた感じだ。この不安はDIVI−DEADの時から感じていただけに、次回作『散華』でどれだけ改善されているか、見ものだ。
 一番高い点数の操作性だが、まずウィンドウズ作品にも関わらずCtrlとばしが利く、というのは凄い。また、シフトとCtrlで、同じ文字飛ばしでもそのスピードが違う。DOSのころと違い、今は文字を送るのにマウスを使うことが多く、こうした文字飛ばしは本当にありがたい。老舗の意地を感じた。
 なお、前まで声があったのに、このRe−Leafにはない。評判が悪かったのだろうか。時々この場にそぐわない程の有名な声優(サザエさんのレギュラーとか)がいたりして、結構好きだったのに。
(5/23,1999)
(2/20,2003:第3期パソゲェ批評発足に伴い指数+0.08)
(12/12,2003:第4期パソゲェ批評発足に伴い指数-0.06)

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