せいぎのみかた 〜ただいま着替え中!〜

色の凡例:
9億5千万以上・『神』  
9億以上・殿堂入り
8億以上・2.30以上
6億以上
6億未満・1.79以下

タイトルせいぎのみかた 〜ただいま着替え中!〜
メーカーぱんだはうす
レヴュワー編集部・カカオ
基本6項目
 キャラクター8億5千万
 グラフィック7億4千万
 操作性6億5千万
 音楽・音声8億
 ゲーム性7億
 ストーリー性7億
主観データ
 お気に入りポイント8億5千万
マスクデータ
 綜合評価7億5千9百万
 重率総和324億
達成率100%
パソゲェ指数2.33

雑感:
(プレイ時間:約14時間30分)
 僕の心の師匠(違)ぱんだはうす大先生の新作がお目見えですよ。今回の作品はなんといってもスラップスティックという点でしょう。いや当然僕は濃厚エロな陵辱作品も悪くないとは思うのですが、こういうエロ&バカな作品も好きなわけで。まあ確かに、ぱんだはうすというブランドの存在そのものがスラップスティックという意見もあるかもしれませんがそのへんは生暖かい視線でもって見守ることにしましょうよ。そうしましょうよ。
 で、やっと内容の話。割と気になってたのは体験版のエロシーンの尺がそれほど長くない&それほどエロくないということだったのですが、本編ではそんなことはありませんでした。路線は一貫していて、見ているこっちが赤面してしまうくらいのラブラブエッチという感じです。こういうのいいですね。初々しさが逆に興奮するというか。なんか、エロと本編とが切り離されてるんでなくて、本編のそのままの流れでエロに突入、という感じですかね。一部CGの使いまわしがあるのはアレですが、パイズリ・フェラ・緊縛・アナル・3Pと純愛にしては(しかも数少ないエッチシーンにしては)頑張ったほうです。
 あああと重要なことですけど、けっこうクセ絵だと思います。綺麗だとは思うんですけど。ここで回避する人もいそうだなあ。まあ僕みたいに吶喊する人もいるかもしれないけど。ついでにこの『吶喊』って字が何回か出てくるけど普通読めませんて。それはともかく、こんなもの(絵)は慣れです。クセ絵といえばぱんだはうす、ぱんだはうすといえばクセ絵じゃないですか。いや、僕が言ったんじゃないよこれ僕の友達の友達が言ったんだよほんとだよ。まあ友達の友達=自分ともいうけど。
 ゲームはごくふつうのアドベンチャーなのですが、主人公が記憶喪失で、まったり系の悪の組織で、教師で隊長だとか、そういうことはもうどうでもいいです。そこに意味を求めてもしょうがないゲームですよ。そんなに小難しい設定じゃないのでその設定のもとで展開されるハチャメチャを楽しむゲームなんだと思います。コメディというわりには、ワハハと笑うという感じではなくて、ナンジャコリャと失笑するという感じの笑いが多かったのは微妙ですが、雰囲気に入っていければその後のある意味お約束的なまったりラブラブな展開も楽しめるんじゃないでしょうか。2人のうちどっちを取るか? という感じの展開に必ずなるんですけど、決してドロドロしていない。なんかまったりしているというところがポイント高いです。いままでダルダルのテンションで来て、いきなり終盤でシリアスぶられてもねぇ、と思いますし。
 このゲームの性格からしてけっこう何回もやりなおしをするわけですが、スキップは選択肢を選ぶと解除されてしまうというのがかなりめんどいです。このゲームなかなか選択肢多いですから。あと苦労してやっと出した隠しシナリオ(隠れてはいないけど)のすみれさんルートも、苦労した割にはなんかすげいあっさり終わってややアレでした。しかも他のルートがこう身悶えしながら徐々にラブラブになっていくというものだったので、どうも食い足りない感じもしました。まあこの辺は好みなので採点には入れてませんけど、バランスが難しいですね。
 でまあ話をまとめますと、このゲーム、ギャグセンスとCGに関しては賛否両論ありそうな感じですけど、わりとアレなキャラたちはけっこう萌え要素を持ってる気がします。オープニングでは萌え全くなしとか言ってたけど、そんなことはないと思いますよ。逆に言えば、この甘々ダルダル萌え萌えな雰囲気の展開とキャラにのめり込めなければ難しいかもしれませんね。人によっては、何コレ?ってことにもなったり……。まあ、このGOODとBADとの中間で綱渡りをするような微妙っぷりがぱんだはうす大先生のいいところ。いや、僕が言ったんじゃないよこれ僕の友達の友達が言ったんだよほんとだよ。
(7/30,2004)

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