しゃぶり姫 〜陰の章〜

色の凡例:
9億5千万以上・『神』  
9億以上・殿堂入り
8億以上・2.30以上
6億以上
6億未満・1.79以下

タイトルしゃぶり姫 〜陰の章〜
メーカーミンク
レヴュワー天竺サンゾオ
基本6項目
 キャラクター6億1千万
 グラフィック6億4千万
 操作性6億1千万
 音楽・音声6億5千万
 ゲーム性5億7千万
 ストーリー性5億8千万
主観データ
 お気に入りポイント6億
マスクデータ
 綜合評価6億1千万
 重率総和243億
達成率20%
パソゲェ指数1.99

雑感:
(プレイ時間:約2時間)
 令嬢調教育成シミュレーション。
 写真家の主人公は、ある時山奥で足を滑らせて動けなくなるほどの怪我をしてしまう。それを救ったのは、山奥に孤立する大きな屋敷に住む老人と少女だった。屋敷で療養を終えた主人公は、老人から、少女を女性として完成させるべく調教するよう依頼される。戸惑いながらもそれを引き受けた主人公は、少女に様々なプレイを施していく……
 と、気合を入れて書くまでもなかったストーリーです。
 かなり古いゲームだけあって、ストーリーはお約束中のお約束、出てくる人物もお約束。控えめで大人しい、教養のある少女を調教するだけのゲームです。
 システムは、調教メニューを選んで少女のパラメータを上昇させていくことを繰り返すだけなんですが、これが厄介で、選択によってダウンする能力があったりします。同じプレイ、フィニッシュを選んでも場所が違うとまた効果が違い、しかも規則性がありません。例えば「フェラチオ」で「顔射」を選択しても、それが部屋か、野外か、キッチンか、で違ってくるわけです。それらをいちいち記録していかないと、能力がアップしたりダウンしたりを繰り返し、途中の判定でゲームオーバーにされてしまいます。これは相当やる気をなくさせます。
 ヒロインも少女ただ一人だけで、調教のほかに見るべきシーンもなく、その内容も、例えば「フェラチオ」についてフィニッシュが3つあっても、本当にフィニッシュの瞬間が変わるだけで他のテキストはまったく一緒だったり、繰り返しプレイするのには向いていません。というか一週目ですでに飽きてきます。「絵的にストライクだ!」という人以外は、プレイする必要のないゲームでしょう。C級エロゲー認定です。

(9/1,2003:原文のまま)
(12/12,2003:第4期パソゲェ批評発足に伴い指数+0.02)

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